4/1に新元号「令和」が発表されてから、世の中ではそれにまつわる事象がすぐに発生していますね。
無料で配布された号外に市民が群がったと思いきや、その号外がヤフオクやメルカリなどに出品され、高値で落札されたりと。
それと、発表前から危惧されていた改元詐欺もすぐに起こりましたね。元号が古くなるとカードが使えなくなるから、カード番号と暗証番号を記入して返送するようにとか。
改元詐欺はしばらく続くと思われるので、自分も家族も油断せず、安易にカード情報や個人情報を譲渡することなく過ごしたいと思います。
さて、今日実家に電話してみたところ、春から中学生になる甥を連れて帰省していた身内が出て、両親はお出かけ中だと。
ひとしきり近況報告をし合ったところ、身内から思いもよらぬ報告がありました。
「電話でじいじ(親父)が○○(甥っ子)と帰省する話をして、切れる間際に『今の誰だった?』と言っていたのが聞こえた」
心配性の身内はすかさず、母と何人かと状況報告や相談を始めたらしいです。俺抜きですが。
健康面で何かしら進行があったにせよ、いつも一緒にいる母では気付きにくいのではないかとか、年齢的に何か発症してもおかしくはないとか、相当気をもんだようです。
母や他の身内が、親父へそのことを確認をしたところ、こんな返答があったようです。
「名前は名乗ったけど、これまでと声が違って聞こえたんだよ。」
親父はひと一倍、痴呆や詐欺のことについては過敏で、声色の違いに対してすぐに引っかかっていたようです。
以前も親父宛に店から送ってもらった品が届いた際、息子からの贈り物という表示がどこにもなかったため、発送店舗に連絡して、送り付け詐欺かどうか確認したくらいです。
つまり、健康面で何かしら発症したり進行があったのではなく、甥っ子の変声期で本当に甥っ子だったのかという疑念を持ったという、過敏ゆえの発言だったということでした。
それを聞いた身内は、笑い話で済んでよかったと、胸をなでおろしたらしいです。
自分が実家に電話するときの合言葉を決めているので、親父や母親がそれを忘れない限りオレオレ詐欺は大丈夫かなと思いますし、もしオレオレ詐欺からでも本当に自分からだったとしても、カネの無心があったら、そんな息子は見ごろしにするよう頼んでいます。
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